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ユネスコの活動と世界遺産


世界遺産とは、1972年のユネスコ総会で採択された「世界遺産条約」(世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約)に基づいて、世界遺産リストに登録されたものをいいます。
では、世界遺産をめぐる活動の根拠となっている「ユネスコ」とはいったいどのような機関であり、どのような理念と目標をもって活動を行っているのでしょうか。

ユネスコ(United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization) とは、フランスのパリに本部を置く国際連合経済社会理事会の下におかれる「国際連合教育科学文化機関」です。
1945年に採択された「国際連合教育科学文化機関憲章(ユネスコ憲章)」に基づき、教育、科学、文化の発展と推進を目的として1946年に設立されました。

「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」(ユネスコ憲章の前文より)
には、教育や文化の振興を通じて、戦争の悲劇を繰り返さない、というユネスコ設立の目的とその精神を明確に示されています。
ユネスコは、その活動において準点的に推進される目標を以下のとおり掲げています。

●「万人のための基礎教育」
●「文化の多様性の保護および文明間対話の促進」

前者については、たとえば、識字率の向上や義務教育の普及のための活動が行われます。
世界遺産に関する活動は、この後者の目標について実施されています。
具体的には、1)世界遺産の登録と保護、2)文化手要請条約の採択、3)世界の記憶事業(歴史的記録遺産を保全する活動)です。

日本は、国際連合への加盟が認められた1956年より早い1951年にユネスコに加盟しています。
2006年7月現在で、加盟国は191カ国、準加盟国は6を数え、各国の高い関心を集めています。

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